高野口中学校を街中へ!の会

高野口中学校を街中へ!の会について

私たち

私たちは和歌山県橋本市高野口中学校校区に住むママを中心としたグループです。
現在高野口中学校は老朽化が激しく進み、また登下校にも不便な立地にあります。
通学路は暗くてさみしく危険と隣り合わせです。
私達は子どもたちが安心して通えるよう不便な立地から街中への移転を希望しています。

設立経緯

ある一人のママが「自分は高中出身で当時、通学路で転んで大怪我をしたけれど誰もいない通学路で助けを求めることができずに泣きながら帰ったことがある。 噂として高中を建て替えるという話を聞いたがあの場所以外に建て替えてほしい。これからの子どもたちに私のような思いをして欲しくないから署名を集めたい」 とママ友たちに声をかけたことが始まりです。

目標

■短期目標
高野口中学校の同じ場所での建て替えに反対し、街中への建て替えに賛同する署名を集めて市長に提出すること

■最終目標
高野口中学校の街中への移転を実現すること

署名活動

署名活動終了しました。ご協力ありがとうございました。
総数 8,403 (卒業生1,724、在校生133、保護者461、その他6,085)



署名数の推移  

市長との面談 令和6年(2024年)11月11日

市長と面談を行い、署名、要望書を提出しました。
市長からは高野口中学校を街中へ移転することの確約を頂きました。



↑毎日新聞2024年11月13日

毎日新聞の記事→高野口中、移転へ 校舎老朽化、通学路に危険性

目標達成の報告と皆さまへのお礼



拡大して別ウインドウで開きます

市長、教育委員会との面談 令和6年(2024年)9月18日

市長、教育委員会と面談を行い、要望書を提出しました。→市長、教育委員会との面談

浮島とも子衆議院議員との面談 令和6年(2024年)9月13日

衆議院議員の浮島とも子議員が関西を訪問されている際に、お立ち寄り下さいました。
高野口中学校の移転に向けて、国の予算をつけていただけるようお願いしました。
校舎や通学路の現状についての書面と写真を、手紙を添えてお渡ししました。
タイトなスケジュールの中、私たちに時間を割いていただいたこと、浮島議員と会えるよう取り計らって下さった、森下議員、板橋議員、関係者の皆様に感謝いたします。

アンケート

アンケート結果を公開しています。ご協力ありがとうございました。
アンケート結果

ご支援、ご協力していただいている方々

ご支援、ご協力していただいている方々です。
ありがとうございます。

高野口中学校の現在の場所での建て替えに強く反対します

建て替えが濃厚

現在の高野口中学校は老朽化が激しく、建て替えが必要な状況です。
(教育委員会の管理体制にも大いに問題があります)




参照→高野口中学校校舎写真

現在行っている耐力度調査の結果で4,500点を下回った場合、改築(建て替え)は国の補助金の支給対象となりますので、橋本市は補助金を利用して現在の場所での建て替えを行う方向で計画を進めていると考えられます。

参照→橋本市学校施設長寿命化計画国庫補助事業について

校舎にアスベストが使用されていることが判明

アスベスト、市議会の答弁、教育委員会の対応等についてまとめました。→アスベストについて

危険な立地

現在の高野口中学校は土砂災害特別警戒区域(急傾斜特別警戒区域)に立地しており、通学路にも同様の危険区域が多数存在します。


橋本市ハザードマップ高野口地区を拡大表示した図

土砂災害が起こった場合、運動部の部室と校舎の一部が埋まる危険性があります。
生徒や保護者に周知されているのでしょうか?

文部科学省職員の評価

視察に訪れた文部科学省職員から現在の高野口中学校は次のように評価されています。
参照→平成29年12月の橋本市議会

「高野口中学校については、同年代で建設された校舎と比較してもより傷みが激しく、改修するとしても構造的な見直しを図らない限り、再び短期間での改修に多額の費用を要すると考えられるとの感想がありました。」
「そのときに、構造上でいいますと、まず、パッケージ化されていないという表現をされていました。 パッケージ化というのは、外から風雨を守る、普通、公共施設ですと、外から風雨を守るために、パッケージ化するのが普通であると。 でも、高野口中学校については、デザイン性その他いろんな点があったと思いますけども、外階段、外通路になっておりまして、パッケージ化されていないという、これはちょっとデザイン的にも不思議な構造ですねということが一点目です。 二点目は、傾斜地に建っている。ロケーションは極めて良いロケーションです。しかしながら、建造物を建てる場合の立地条件としてはふさわしくないですねという、そういう表現をされていました。」
「傾斜地に建っている構造物の欠点として、今、議員おただしのとおり、若干、沈没というか下へ沈むという現象も起こり得ると。 そういう意味でいうと、今度といいますか、新しく建てる場合は、この地ではだめですよという話は聞かせていただいています。」

(注)この評価は視察に訪れた文科省職員の評価であり、文科省の公式見解ではありません。
しかし、利害関係に無い中立な立場からの評価ですので参考にすべきであると考えます。

地盤について


2024年9月橋本市議会より

岡本議員「土壌や地盤の調査は必要ではないのか?」

教育委員会「不同沈下(建物が不揃いに沈下を起こすこと)が原因によるクラック(ひび割れ、亀裂)は発生していないので土壌や地盤の調査は行わない予定」

橋本市学校施設長寿命化計画では『本市の学校施設における長寿命化の推進に当たっては、 日本建築学会「建築物の耐久計画に関する考え方」を基に目標耐用年数を 80 年と設定します』とあります。

不同沈下が原因によるクラックは発生していないということですが、教室の扉を閉めるのに3人がかりという話がありますので建物は傾いている可能性があります。
築40年足らずで不同沈下が起こっていることから、現在の場所は長寿命化を前提とした学校建設地としては不適切であると考えます。
(建設会社の設計、施工ミスの可能性もあります)

橋本市教育大綱

橋本市教育大綱は市長と教育委員会で構成する総合教育会議での協議を経て市長が策定するもので、市の教育行政の根本となる指針を示すものです。
基本方針と重点目標として「(9)より良い学びの場のための教育環境を整えます」とあります。
危険な山の中での建て替えはこの指針に反する行為であると考えます。

現在の場所、旧応其中学校跡地建て替え比較

現在の場所 旧応其中学校跡地
立地 山の中で危険(土砂災害特別警戒区域あり) 街中で安全
通学距離 遠い 短くなる生徒が多い
通学路 危険(土砂災害特別警戒区域多数あり) 安全
父兄の負担 重い(送迎の負担) 軽い(送迎の負担)
防災拠点、避難所 活用には適さない 活用できる
地域での見守り 困難 容易
人的交流 困難 容易
施設維持費用 高額(校舎、体育館、プール、坂道、階段、斜面補修、強化等) 安価(校舎 *)
建て替え費用 高額(校舎、体育館(改修)、地盤工事等) 安価(校舎のみ *)
敷地の広さ 広い 狭い

*プール、体育館を新設せずに他施設を利用するとした場合

長期的視点で考える必要性

安易な考えで現在の場所での建て替え計画を進めることは、子供たちの安全性を考慮しない近視眼な考え方です。
今回同じ場所に建て替えることになった場合、今後30年、40年と高野口地区、応其地区、信太地区の子供たちは山の中の中学校に通い続けることになります。
私たちの子供や孫、さらにその子供たちを危険な目に合わせ続けても良いのでしょうか?
山の中の広大な敷地にある設備(体育館、プール、駐輪場、部室、敷地内の坂道、階段等)の補修費用、維持費用は将来的に一体どれくらいかかると橋本市は試算しているのでしょうか?
そもそも、あのような危険な場所に中学校を建てる行為は正しかったのでしょうか?
今きちんと反対という姿勢を示さなければ同じ間違いが繰り返されることになると思います。

更新情報・お知らせ

2024/11/11
市長に署名、要望書を提出しました
2024/11/4
署名数が8,000を超えました
2024/10/9
署名数が7,000を超えました
2024/10/4
よくある質問を更新しました
2024/10/1
よくある質問を更新しました
2024/9/25
署名数が6,000を超えました
2024/9/18
市長、教育委員会と面談を行い、要望書を提出しました
2024/9/14
アスベストについてを追加しました
2024/9/12
教育委員会を更新しました
2024/9/11
教育委員会を更新しました
2024/9/10
高野口中学校校舎にアスベストが使用されていることが判明しました
2024/9/8
高野口中学校校舎写真を更新しました
2024/9/7
教育委員会を追加しました
2024/9/5
よくある質問議会、進捗状況を更新しました
2024/9/4
署名数が5,000を超えました
2024/9/3
署名数が4,000を超えました
2024/8/10
よくある質問を更新しました
2024/8/7
署名数が2,000を超えました
2024/8/4
高野口中学校校舎写真を追加しました
2024/8/3
アンケート結果を公開しました
2024/7/29
署名数が1,000を超えました
2024/7/26
メンバー、賛同者の意見を更新しました。トップページで署名数を公開するようにしました
2024/7/18
メンバー、賛同者の意見移転先の候補を更新しました
2024/7/14
よくある質問を追加しました
2024/7/13
校地面積13,000平方メートル以下での中学校建設例に画像を追加しました
2024/7/8
高野口中学校建設までの経緯と問題点を追加しました
2024/7/6
補足資料を追加しました
2024/7/2
署名開始しました。署名用紙ダウンロードできます
2024/6/28
サイト開設しました